続・ヒロ様の話
KING OF PRISM-PRIDE the HERO-円盤発売おめでとうございます!!!
今日は報われたオタクの話です。いや結構適当です。
手前味噌で恐縮ですが、まずは前のこの記事を読んでほしい。この時の最後で「べる様のバイオリンの音色が~云々」って話をしてるんですけど、次に円盤特典の小冊子(小冊子沢山ついててどれがなんて名前の小冊子か全然把握できないけど、主要スタッフがスタッフコメント出してるやつ)の「pride」作曲・編曲の山原一浩さんのコメントを読んでほしい。
そして、時を経て、べる様のヴァイオリンが入り、prideは本来の形になって完成しました。
やっぱりあれはべる様のバイオリンで、べる様と、レインボーライブの女の子たちと一緒に作り上げた、オバレと女の子たちと全ての今迄の結晶のprideなんだ~!って思ったら昨日の夜中余りにも泣けてしまってわんわん声あげて泣きました。
ヒロ様とべる様の共に作り上げたその結晶ってことにも凄い泣けたんですけど、正直、自分の解釈が間違ってなかったことが200日後に証明されたことの達成感?自分で自分を認められた感?嬉しさも込みで涙が出ました。
基本的にオタクの言う解釈なんてものは好き勝手言っているだけのもので、それが正しいかどうかなんて自分で信じているかどうかでしかないと思うんですよ。このシーンはこのような意図のもとに組まれていると想定できるのでここはこのように読み取れる。ような気がする。そうだよ。だってそうがいいもん。って調子で勝手に読み取っているつもりになっているだけのもの。
いやなんか今自分で自分が前に書いたこと読み返してもそんなにバイオリンについて掘り下げてないんだけど。
というか、あのシーンのバイオリンのことなんて考えなくても判る表現をされているんですけど。でもやっぱり、こう思ったと自分が書いておいたことに対するアンサーは嬉しいものだなあと思います。
あと、ちゃんと聞き比べたけどGet music!ではない。
話が変わります。
ハリウッドのコウジを訪ねたヒロが「シュワルツローズに行くって本当なのか?」って聞いてコウジが「そんな事を聞くためにわざわざここに来たのか」って答えるシーンなんですけど、あそこってヒロが腑抜けていることに対してコウジは怒ってるんだってずっと思ってたんです。でもスクリーンよりも近距離でラを見返したら、「そんな風に疑われた悲しみ」も含んでいるんじゃないかって思いました。
腑抜けているから怒ってるんじゃなく、疑われたから怒ってるんじゃなく、もっと複雑な心境なんだと思うんですよね。
「そんな事をわざわざ、自分がオバレの一員であることは判り切ったことの筈なのに、シュワルツ側の勝手な発表を確かめに来ないといけない位に信じられてないのか」ということ、「そんな事を確かめに来ないと居ても経ってもいられないくらいに、一人になったヒロは消耗してしまっているのか」ということ、「そんなメンタルで本当にプリズムキングカップを勝ち抜いていけるのか」ということ。
全部考えた上でコウジはあの場でヒロを突き放すんだなあ…って判ってしまって、オバレそれぞれが一人で自分を高め合っているいわば修行編において、自分もまた一人で戦っているコウジを想って泣きました。
あの場でコウジがヒロをいいこいいこってしてあげればそれで済む話じゃないんだもんなあ…。
今のコウジが負の感情を表に出すのはやはりどこまでも人の為なのか…とずっと思っていたので、「自分が信じられていない事への悲しみや寂しさ」みたいな、自分の為の感情を彼が失っていなくて安心しました。
これからもオバレにとってオバレが楽園でありますように。